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ソロ

  • 2022.08.06
    • 読みもの

久しぶりにカフェに来た

たいへん涼しい

中庭が見渡せる席についた

店内にはギターの音色が心地よく響いている

音楽が好きな人がいるのであろう

音が良い

こんな場所に来ていても

今の時代は仕事ができることを呪いながら

中庭に視線を落とした

ソロのアルバムを集めていた時期があった

今でも良質なソロアルバムには

興味を惹かれる

キース ジャレットやマーティン テイラーといった

卓越した技術を持って

情緒豊かに演奏するアーティストたち

音の向こう側に出会えるような時間を共有できる

時代が経った今でも彼らは若者に愛されている

先日

山下洋輔のアルバムを引っ張り出して

聴いてみた

学生時分に購入した作品である

再生した瞬間

身構えた

音が今聴いても生きているようだったからだ

記憶が蘇るというよりは

上書きされた現在の心象風景を映し出された

遠い昔の時間がまるでなかったかのように

『レゾナント・メモリーズ』という

アルバムである

三曲目

「グリーンスリーヴス」は

私の音楽人生の一つの到達点である

その思いは20年以上経った現在でも

変わらない思いとして

存在していた

もうそろそろ帰宅の途につく時間である

暑い外気が玄関の扉から吹き込んできた

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